ペルヘンティアン・マリオット・リゾート＆スパ宿泊体験記 YBDダイブセンター｜マレーシアの海をもっと近くに

2025年8月13日

ペルヘンティアン・マリオット・リゾート＆スパの敷地内に併設されたYBD Dive Center（Yong Brothers Diving）。
島の自然と海を心ゆくまで楽しみたいゲストにとって、なくてはならない存在です。

施設・設備・スタッフ——どれをとっても高いホスピタリティが感じられ、プロフェッショナルでありながらも、どこか家族のように温かい。
初めての海に挑戦する人も、本格派ダイバーも、安心して海と向き合える場所です。

今回は宿泊体験記ブログダイビング編として、ダイブセンターの魅力や水中の様子をじっくりとご紹介します。

開放感のあるラウンジと、講習専用プール

センターに足を踏み入れると、まず迎えてくれるのは広々としたラウンジエリア。
チェックイン前のひとときや、講習の合間にのんびり過ごせる心地よい空間です。

併設のプールは講習専用。水深は穏やかで、水質も清潔。初めて器材に触れる人でも安心してスキル練習ができます。
ショップエリアには、YBDオリジナルのTシャツやダイビンググッズも豊富に揃っており、旅の記念やお土産探しにもぴったりです。

個別ロッカー完備で、まるで“海辺のマイルーム”

印象的だったのは、器材保管専用のロッカールーム。
個別ロッカーに自分の器材を保管できるため、数日間連続で潜る場合でも、毎回持ち運ぶ必要がありません。

セキュリティもしっかりしていて、滞在中はまるで自分専用の海辺の部屋を持っているかのよう。
ダイビングがより快適になる工夫が随所に感じられます。

快適さにこだわったダイビングボート

YBDのダイビングボートは、広々としたデッキと充実した装備が魅力。
2階デッキに上がれば、海風を感じながらのんびり過ごす時間が待っています。

船内にはトイレとシャワーが2つずつ完備され、海から上がってすぐに塩を洗い流せるのも嬉しいポイント。
ソファー席のあるドライルームや、軽食やドリンクが用意された清潔な船内は、さすがマリオット併設の施設と感じさせてくれます。

プロフェッショナルでフレンドリーなスタッフ

インストラクターもスタッフも、とにかく明るく親切。
ブリーフィングは丁寧で、安全管理も徹底されており、初心者からベテランまで安心して参加できます。
言葉の壁を感じさせないフレンドリーさも、海をより自由に楽しませてくれる理由のひとつです。

印象に残った3つのダイブポイント

透明度抜群の癒しリーフ「Batu Nisan」

ロングビーチの浅瀬に広がるこのポイントは、驚くほどの透明度。
陽光が差し込む明るいリーフにはカラフルな熱帯魚が舞い、ダイヤモンドフィッシュの群れが優雅に泳ぎます。
水深が浅く流れも穏やかで、初めてのダイビングやスノーケリングにもぴったり。南国の楽園のような癒しの海です。

ダイナミックな地形と魚影「Tokong Laut（トコンラウト）」

海中に巨大な岩がそびえる迫力ある地形が特徴。
イエロースナッパーの群れが織りなす黄金色のカーテンの中に、ブラックチップ・リーフシャーク（ツマグロ）が姿を見せた瞬間は息をのみました。
潮の流れに乗って群れが舞う光景は、まさに海中のドラマです。

沈船が眠る「San Choi Wreck」

浅い水深に沈む沈船は、初心者でも挑戦しやすいポイント。
透明度は10メートルに満たないこともありますが、その分魚影の濃さは圧巻です。
沈船を覆うように泳ぐ魚たちの群れは、海中遺跡のような神秘的な美しさ。
視界が悪いときはガイドやバディの位置を常に確認しながら潜れば、安心して沈船ダイビングの魅力を味わえます。