ペルヘンティアン・マリオット・リゾート&スパ【アクセスガイド】|船旅の先に広がる、透明な楽園ステイ

ペルヘンティアン・マリオット・リゾート&スパ【アクセスガイド】|船旅の先に広がる、透明な楽園ステイ

マレーシア東海岸の沖合に浮かぶペルヘンティアン諸島。
その静けさと豊かな自然に抱かれるようにして佇むのが、「ペルヘンティアン・マリオット・リゾート&スパ(Perhentian Marriott Resort & Spa)」
ペルヘンティアン・ブサール島に位置する、秘境のようなラグジュアリーリゾートです。

2024年にオープンしたこのリゾートは、都会の喧騒から遠く離れた“幻の楽園”のような場所。
アクセスは少し手間がかかるものの、その道のりさえも“旅の特別感”を高めてくれる大切なプロローグです。ここでは、実際に訪れて感じたおすすめのアクセスルートをご紹介します。

羽田・成田発|“ひと手間かけてでも行きたい”リゾートへの道のり

① フライト|クアラルンプールから国内線で東海岸へ

日本からクアラルンプール国際空港までは約7時間。。ANAやマレーシア航空が直行便を運航しており、快適な空の旅でマレーシアに到着です。

クアラルンプール国際空港(KUL)からは、ペルヘンティアン諸島の玄関口となる2つの空港へ国内線が運航しています。

・スルタン・イスマイル・ペトラ空港(KBR / コタバル)
 所要時間:約1時間
 最も利用されるルートで、港(クアラ・ベスット)までは車で約1時間とアクセスがスムーズ。迷ったらこのルートが基本です。

・スルタン・マフムド空港(TGG / クアラ・トレンガヌ)
 所要時間:約1時間
 港までは車で約2時間かかりますが、帰路でレダン島などと組み合わせて周遊する旅程を組む場合にはおすすめ。
 時間効率を考えるなら、行きはKBR、帰りはTGGというルートも検討してみてください。

② 港への移動|クアラ・ベスット港へ

国内線で到着後は、ペルヘンティアン行きのフェリーが出るクアラ・ベスット港へと陸路で移動します。

・KBR(コタバル空港)から:約1時間
・TGG(トレンガヌ空港)から:約2時間

空港からの移動には、Perhentian Marriottによる有料送迎サービスまたはGrab(配車アプリ)が便利。
公共バスは安く利用できますが、乗り換えが多く所要時間がかかるため、快適さを優先するなら車移動がおすすめです。

③ 前泊のすすめ|Fairfield by Marriott Kuala Besut

ペルヘンティアン・マリオット・リゾート&スパへのアクセスにおいて、最も大切なポイントが「フェリーの出発時間」です。
リゾート行きのフェリーは朝便:9:30 AM 発、午後便:14:15 PM 発の1日2便のみ。

そのため、1日で日本からペルヘンティアン島へ移動しようとするのは非常にリスキー。クアラルンプール発の国内線は遅延も多く、港までの道中は渋滞の可能性もあるため、午後便にさえ間に合わないケースも少なくありません。

だからこそおすすめしたいのが、フェリーの乗り場に隣接する「Fairfield by Marriott Kuala Besut」での前泊です。

■ 安心・快適な“前泊”のメリット

・フェリー出発地がすぐそこ
 Fairfieldの敷地内にある専用桟橋から、ペルヘンティアン・マリオット行きのフェリーが出航。朝、ホテルを出てすぐに乗船できる距離です。

・島到着前にチェックインが完了
 このホテル内には、Perhentian Marriottの公式カウンターが設置されています。
 ここでフェリー出航1時間半前までに事前チェックイン&乗船手続きが完了するため、島に到着後の煩雑な受付は一切不要。

・朝からリゾート時間が始まる
 朝便のフェリーに乗ると、約40分後にはリゾート専用桟橋へ。すでにチェックイン済みなので、10:30頃にはウェルカムドリンクを片手に、南国の海風と空気に包まれるひとときがスタートします。
 お部屋の準備が整うまでの間は、レストランでランチを楽しんだり、プールサイドでのんびりと過ごすこともできるため、移動日でありながら“丸一日分のバケーション”を満喫できます。

④ フェリー:クアラ・ベスット港 → ブサール島へ(約40分)

フェリーは1日2便(9:30 / 14:15)運航。
ペルヘンティアン・マリオット・リゾート&スパ宿泊者は乗船料が無料です。

約40分間のクルーズでは、エメラルドグリーンの海を眺めながら、波のリズムに身をゆだねる時間。
リゾートに近づく頃には、遠くに白砂の浜とヴィラの屋根が見えはじめ、旅の高揚感が最高潮に。

今回はMarriott Bonvoyのアンバサダーメンバーということで、乗船・下船ともに優先案内をしていただきました
さらに、2階のゆったりとした特等席を貸し切り状態で利用できるという嬉しいサプライズもありました。

クルーズの途中、スタッフの方がデッキへと案内してくださり、透き通る海を背景に記念撮影までご提案いただくなど、船旅そのものが温かなおもてなしに包まれたひとときでした。

⑤到着からすぐに、リゾート時間へ

ウェルカムドリンクを堪能した後は、
プールやレストランでのんびり過ごしながら、お部屋の準備が整うのを待つ——それもまた贅沢な時間です。

まとめ|アクセスの手間を超えて出会う、“本物のリゾート”

移動区間 推奨ルート 所要時間(目安)
フライト 日本 → KUL → KBR 約8時間(乗継含む)
陸路 KBR → クアラ・ベスット港 約1時間
フェリー クアラ・ベスット港 → リゾート 約40分
合計 約2.5〜3時間(マレーシア国内移動)


ペルヘンティアンへのアクセスは決して簡単ではありません。
ですが、その“少しの手間”こそが、Perhentian Marriottでの滞在をより尊いものにしてくれます。

フェリー乗り場に隣接したホテルに前泊し、朝一番のフェリーに乗船するこのスケジュールなら、1泊でも“丸1日リゾートを楽しめる”導線が確保できるため、短期滞在でも時間を無駄にしたくない方にはベストな選択です。

船旅の余韻と、迎え入れる自然の息吹。
ようこそ、心がほどける楽園へ——
ペルヘンティアン・マリオット・リゾート&スパで、あなただけの特別な時間が始まります。

次回は、ペルヘンティアン・マリオット・リゾート&スパの滞在の様子をお届けします。
お楽しみに。

ペルヘンティアン・マリオット・リゾート&スパのエリート会員特典まとめ

  プラチナ、チタン、アンバサダー エリート会員

・ウェルカムギフト(1,000ポイントまたは毎日の朝食)
・Great Roomでの毎日2杯のElite Drink
・お部屋のアップグレード(空室状況により)
・16:00までのレイトチェックアウト(空室状況により)
・Your24申請(アンバサダーエリートのみ)

ゴールド会員 ・ウェルカムギフト:500ポイント
・お部屋のアップグレード(同カテゴリー内でより良いお部屋へ/空室状況により)
・14:00までのレイトチェックアウト(空室状況により)
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